※2020/08/26追記更新
この記事に訪問して下さりありがとうございます。
私には現在、高校1年生の娘がいます。
昨年娘は受験生でした。
高校選びはどうするか?私立や公立高校の学校見学に足を運びました。
この記事は娘が併願で受験した私立高校の特待生制度の話です。
現在受験生やその家族の方は例年と違い、コロナで大変な中の高校選び・受験になると思います。
1人の受験生の例として参考程度にお読み頂けたら嬉しいです。
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私立高校授業料無償化で進学しやすい環境
ひと昔前と違って最近は家計的にも私立高校に進学しやすくなりました。
2020年の4月には文部科学省より私立高校授業料無償化について発表されました。
また、数年前からそれぞれの都道府県が独自に私立高校の授業料無償化制度を実施しています。
画像参照 大阪府HP
私達が住む大阪府も授業料無償化制度が充実しており、実際に娘が通っていた中学校からは、学年の半数以上の生徒が私立高校に進学しています。
我が家も娘の下に弟が2人居て家計の負担が少ないので、私立高校に進学することになってもそれ程の心配はないです。
昨年は娘と高校受験はどうするのかを話し合いましたが、最終的に公立第一志望で私立高校は滑り止めとして受ける併願受験を選びました。
滑り止めと言っても実際に私立高校に進学する可能性もあるので、適当に選んだ訳ではありません。
万が一、公立高校に滑っても「この学校に通いたい」と思える私立高校を親子で探しました。
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私立高校の特待生制度
すると、親子で納得できる娘の偏差値でも受験できそうな私立高校があり、学校説明会に行き「この学校を併願受験する」とすんなり決定しました。
特待生制度は誰にでもチャンスがあるの?
この記事をご覧になって下さる方は「特待生制度」という言葉をご存じだと思います。
私も以前から言葉自体は知っていましたが大きな勘違いをしていました。
そう思っていました。
ところが娘がいざ受験生になり私立高校の情報を調べるうちに、そうでもない事がわかったのです。
学校説明会やネットで調べると、専願入試ならわりと入試の成績上位30名やその他の条件などで、入学金や授業料が無料になる制度があったのです。
私立高校特待生制度と偏差値
特待生制度を設けている私立高校の気になる偏差値ですがあまり心配はありません。
偏差値の高い私立高校、中堅の私立高校、もう少し偏差値が低めの私立高校でも、ザッと調べた限り幅広い私立高校で特待生制度がありました。
そして娘が併願受験した私立高校も特待生制度がありました。
特待生で合格する為には成績はどれくらい?
2月に受験したその私立高校に娘は成績上位30名の特待生で併願合格しました。
娘の学力を公表するのは気が引けますが学年の中間ぐらいの成績です。
2月に届いた合格通知に「入学金・授業料免除」の特待生で合格の一文がありました。
この私立高校では専願・併願の区別なく成績上位30名に入学金と3年間の授業料を全額免除という特待生制度がありました。(※特進コースのみ)
この制度については9月にあった学校説明会で学校側から詳しく説明を受けていました。
学校説明会で頂いた資料の中に「昨年度の過去問」が入っていて学校側の説明で
「例年、特待生で合格できるか否かの目安は入試問題の8割を正答できるかどうかです」
そうハッキリと明言されました。
つまり5教科で400点を採ることができれば特待生で合格できる可能性があるという説明でした。
娘とこの話を聞いて「頑張ってみるけど厳しいやろな~」という感じで、受験勉強は本命の公立高校合格にむけて塾や家で頑張ってきました。
そして入試当日を迎え翌日に特待生での合格通知を頂けたのです。
その後、娘は公立高校に合格したので、残念ながらこの私立高校には進学しませんでした。
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【大阪府】併願で特待生制度のある私立高校
娘が受験した私立高校は併願受験者でも特待生制度が利用できる高校でした。
先ほども述べましたように専願受験なら多くの私立高校で特待生制度がある印象です。
だけど、中には併願受験でも制度を利用できる高校があったので、いくつか挙げています。
ただし、制度が変更されている可能性もありますので必ず学校説明会等で確認して下さい!!
- 大阪高等学校
- 大阪商業大学高等学校
- 箕面自由学園高等学校
- 近畿大学附属高等学校
- 大阪商業大学堺高等学校
- 金蘭会高等学校
- 大阪産業大学附属高等学校
- 常翔学園高等学校
- 大阪信愛学院高等学校
- 梅花高等学校
- 清明学院高等学校
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受験生の勉強やモチベーション
中学3年生になると周りも受験に向かって意識し始めます。
一部の成績上位のお子さん達は1年生の頃から、部活と勉強の両立が出来るでしょう。
だけど娘は器用ではなく部活を引退する9月まで、エネルギーをほぼ部活に注いでいました。
公立と私立のどちらにしても国語力は大切だと思い、1年生の時に購入した本があります👇
国語の長文問題は初見の問題なので、中間テストや期末テストのように事前に勉強はできません。
どんな問題が出るかわからないこそ、文章を読み解くコツを養っておくのは受験で大切だと思います。
我が家では小学校の頃から国語力はどの教科においても大切だと思ってきました。
この出口汪先生の日本語論理トレーニングは、小学1年生から6年生まで「基礎編・習熟編・応用編」が揃っていて、我が家も4年生くらいまで親子で取り組んでいました。
4年生の応用編辺りから急に難しくて遠ざかってしまいましたが、親子で勉強したことは無駄にはなっていなかったと思います。
あと、参考書ではないですがモチベーションを保つために購入した本がこちら👇
ほぼマンガで構成されている中学生の勉強方法です。
私も読んでみましたがかなりのモチベーションアップにはなると思います(^^;)
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私立高校に進学すると家計は?
我が家は3人の子供全員が「私立高校に行きたい」となると、この授業料無償化制度がなければ厳しいです。
だけどこの制度のお陰で「私立高校進学」への家計の不安はなくなりました。
更に長女のように運よく特待生で合格すると、学校によって入学金や3年間の授業料免除が確約されます。
先ほどの私立高校の手続きの冊子に学年費や制服の価格が掲載されていました。
公立高校と比べると少々高いかも知れませんが、実際のところ制服代や修学旅行代はそんなに変わらない印象を受けました。
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最後に
現在お子さんが小さい方は漠然と将来の教育費に不安を持たれていると思います。
私も子供達が小さな頃は「中学や高校ってどれぐらいお金がかかるの?」と不安でした。
だけど子供が成長し時代の流れでこのような補助がある事を知れば、その過度な不安は解消されました。
受験生のお子さんやご家族はこれから気が休まらない時期に入りますが、どうぞ体に気を付けて受験に挑んで下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。