ここ数カ月、結構な時間をドラマを見て過ごしています。
三浦春馬さんの映画やドラマ
特に三浦春馬さんが出ている数々の作品を見て、あの素敵な笑顔を見るだけで悲しい気持ちでいっぱいになります。
- 「コンフィデンスマンJPロマンス編」の真っ赤なスーツに身を包んだジェシー
- 「こんな夜更けにバナナかよ」の筋ジストロフィーの患者さんを支え続けた田中くん
- 「君に届け」の爽やかな風早くん
- 「TWO WEEKS」の白血病のはなちゃんと話すときの笑顔
先月「国際共同制作 特集ドラマ」としてNHK総合で放送された「太陽の子」を見て
- 三浦さん演じる裕之が海に入ってしまうシーン
- その後「未来の話をしよう」と修(柳楽優弥)と世津(有村架純)が3人で話しているシーン
- 母が作った大きなおにぎりを持って再び戦地に向かうシーン
三浦さんのこれらのシーンが現実とシンクロして切なかったです。
また、追悼サイトの三浦さんの写真の一枚一枚がとても素敵で、苦しい決断をしなければならなかったことを想像すると今も胸が痛みます。
そんな中、Amazonプライムでドラマ「私を離さないで」を視聴しました。
2016年にTBSで放送されたドラマで、ご存じの方も多いと思います。
三浦春馬さんが出演されている「生きる事の意味」を考えさせられるドラマです。
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ドラマ「私を離さないで」あらすじ
前置きが長くなりましたが「私を離さないで」のあらすじです。
手術台の男性を見つめる女性・保科恭子(綾瀬はるか)。
その表情は、感情が抜け落ち、全てを諦めているかの様に見える。
彼女にはとある使命があった。その使命とは…
20年前、山の中にある陽光学苑で生活していた恭子(子ども時代・鈴木梨央)。
この学苑では子どもたちが寄宿舎で生活を共にし、教育を受けていた。
ある時、恭子は同級生の土井友彦(子ども時代・中川翼/大人時代・三浦春馬)が男子たちからからかわれ、かんしゃくを起こしているところを見つける。
女子のリーダー・酒井美和(子ども時代・瑞城さくら/大人時代・水川あさみ)には「放っておけば?」と言われるが思わず駆け寄る恭子。
友彦のかんしゃくは治まらず、恭子を突き飛ばして女子たちの顰蹙をかってしまう。
ある日、学苑に新しい教師・堀江龍子(伊藤歩)が赴任してくる。
校長の神川恵美子(麻生祐未)の教育理念に魅かれて志望したという龍子だったが、子どもたちの教育を目の当たりにして何か違和感を覚える。
そんな時、恭子たちは神川校長から“大事なこと”を教えられる。
「あなたたちは生まれながらにして『使命』を持っているのです」―。
引用元 TBSテレビ「私を離さないで」HP
以下ネタバレになります。
※閲覧にはご注意下さい
この陽光学苑で育てられた子供達は「クローン」でした。
しかも、「臓器提供をするために作られたクローン」だったのです。
その後、子供達は成長していずれ「介護人か提供人になる道」しか自分達にはないことを受け入れながら生活します。
「私を離さないで」の提供人の気持ち
人にはいつか死が訪れます。
だけど、普段から健康に暮らしている方は、それは「ずっと先」のことだと感じながら毎日を過ごしています。
何故なら私自身がそうだったからです。
私もこの「急性リンパ性白血病」になる前の42年間は、「人はいつか死ぬもの」とわかっていても、どこか他人事というか自分には「まだまだ」と勝手に決めつけて生活していました。
そして、3年前に白血病になり命に限りがあることを実際に目の当たりにして、現在は薬を飲みながら、多少の症状も抱えながらですが毎日を過ごしています。
このドラマを見て「私は提供人の気持ちに似ている」と思いました。
あくまで似ているのは気持ちだけです。
ドラマの中の提供人は臓器提供をするためだけに作られて成長し「人権」もなく、1度目、2度目、3度目の臓器提供をした後は体が持たずに死亡してしまいます。
万が一、3度目の提供後に生き延びれた場合、4度目の提供までは自分でお手洗いに行く事さえもできない不自由な体になります。
造血幹細胞移植で幹細胞を提供された私
私自身は「血液をつくる元になる幹細胞」を提供された人間です。
これが実際の幹細胞です。
大量の抗癌剤で自分自身の細胞を破壊する前処置を1週間行い、前日は吐き気や熱が酷く、精神的にもかなり沈んでいました。
だけど「ようやくこの日を迎えた」と気合が入り、移植当日は笑顔で写真撮影しています。
見た目は輸血みたいなものですが、臓器移植と同じく拒絶反応が起こり最悪の場合、死に至る可能性もありました。
また、無事に生着した後は一生このドナーさんの幹細胞で血液を作り出します。
その中でGVHDが起こる可能性がとても高いです。
GVHDは日本語では移植片対宿主病といいます。
白血球は自分以外を敵と見なして攻撃する性質を持っています。
移植されたドナーの造血幹細胞がうまく患者に生着すると、患者の体の中をドナーの白血球が回るようになります。
すると、このドナーの白血球にとっては、患者の体は「他人」とみなされますから、免疫反応を起こして患者さんの体を攻撃してしまいます。
この現象による病気をGVHDといいます。
引用元 日本赤十字
GVHDは軽度なものから重症のものまで、いつどんな症状が現れるかは移植をしてみないとわかりません。
そんな背景の中でこのドラマを見た私は
そう思ったのです。
ドラマの提供者のように「どちらも辛い」のです。
だけど、ドラマの提供者と1つ違うことは明るい未来が待っている可能性もあるということ。
「私を離さないで」の宝箱
ドラマの中で「宝箱」が出てきます。
これは陽光学苑の校長が
「提供で体は奪われても思い出だけは誰にも奪えない」
という気持ちを込めて生徒達にプレゼントしたものです。
というセリフがあります。
その宝箱に思い出を一つずつ詰めていっぱいにしていくのが人生。
私はこのドラマを見てハッとしました。
先の事は神様にしかわからないけど、0歳から45歳の現在まで「私の宝箱」には思い出がいっぱい詰まっているなぁと思いました。
病気になってからは、そこばかりがクローズアップされて「自分が子供だった頃や結婚前の思い出」等を忘れがちですが、思い返すと楽しいことがいっぱいありました。
私が子供の頃の家族との思い出や友達との思い出。
そして結婚して子供達が生まれてからの思い出。
45年間も生きていたら「宝箱」は結構パンパンです。
だけど、この先もまだ思い出が入る余地があります。
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最後に
ドラマ「私を離さないで」を見て苦しい気持ちにもなりましたが、未来は明るいという気持ちにもなりました。
「空っぽだった宝箱に思い出をいっぱい詰めていくこと」
生きていくというのはそういうことなんだと思いました。
先のことはわからないけどこの先も「宝箱」にいろんな思い出を詰めていきたいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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