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「私がコロナにかかると死ぬ?」の質問に主治医が即答した通院日(day497)



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緊急事態宣言が発令された中、コロナウイルスが怖いですが定期診察のため4月9日に病院に行ってきました。

 

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怖い!感染症指定医療機関への通院

私が白血病治療で通院している病院は感染症指定医療機関なので、前回の通院の記事にも書きましたがコロナウィルス陽性の方が入院されています。

 

私は3月始めに熱が出てCT画像で肺炎が認められた為、コロナウィルス検査(PCR検査)をこの病院で受けました。

 

結果は陰性でしたが検査を受けた3月5日は、いつもの血液内科待ち合いには行けず「発熱患者外来」で待機しました。

他の患者さんと隔離されているとは言え、自分の行動を振り返るとCT検査の待ち時間や病院に入る時は他の患者さんと近距離ですれ違っています。

もちろんマスクは着用していました。

 

そう考えると、あの時もし陽性だったら、マスクをしていても私が触れた場所(お手洗いの鍵など)にコロナウィルスが付着している訳です。

 

だから、今回の通院はコロナウィルスがあらゆる所に付着していると想定して、いつも以上に病院の物に触れないように心がけて通院してきました。

 

まさかの8本採血採取&心電図と胸部レントゲン

病院に到着していつも真っ先に向かうのは採血検査です。

今回は先月の心エコー検査の結果で、心臓の働きが悪くなっていた為、循環器内科依頼の5本分がプラスされ、血液内科3本分と合わせて計8本( T∀T)

 

針を刺される痛みは1本でも同じですが、怖がりなので採取中に地震がおこり針が血管から出たらどうしよう⁉とか確率の低い妄想をしてしまうのです(*_*;

 

採血は無事に終わり、続いて心電図と胸部レントゲン。

3週間前に血液内科分で撮影したところなのに、今回は再び循環器依頼分で撮影です。

その待ち時間に内視鏡検査室待ち合いがチラッと見えましたが、看護師さんが靴さえも防護して勤務されていました。

 

飛沫感染防止の為、内視鏡検査を実施しない病院もあると報道されていましたが、この病院では検査をされているのだと、改めて医療従事者の方々に頭が下がる思いでいっぱいになりました。

 

白血病患者がコロナにかかったら死にますか?

採血結果は概ね問題なく先月のような肺の苦しさもなく、酸素値(spO2)も98%に戻っていました。 

I gG値は相変わらず740と低いですが、免疫グロブリン製剤の点滴を継続して行う水準ではないので様子見です。

 

その後、主治医とまたコロナの話になり

「恐らく○○さんの場合、重症化すると思います」

と言われたので率直に思ったことを質問してみました。

 

私「私がコロナにかかったら死にますか?」

 

主治医「いえ。死にません。死なせません。我々が総力をあげて全力で救命します」

 

私「志村けんさんが亡くなられた時に、私もコロナにかかったら死んでしまうと思いました...」

 

主治医「そういう捉え方をした方が無難です...だけどそんな簡単に○○さんをコロナなんかでは死なせません。必ず全力で助けます」

 

即答でそう答えてくれました。

 

2018年の9月に2度の転院でこの病院に来た日、主治医は当時2クールの治療後も股関節部位のPET検査が陽性だった私に

「どうにかして運命を変えてあげたい」

と言ってくれてその後の治療で移植に向けて最善を尽くしてくれました。

 

だから今ここでコロナで命を落とすなんて有り得ないという主治医の思いが伝わってきました。

 

私だって移植をしてようやくここまで辿り着いたのに、こんなところでコロナに感染して死ぬわけにはいきません!!

 

それに将来、白血病になってしまう患者さんの為にも、1人の患者として生存率を上げなければという思いもあります。

 

不治の病だった白血病が医学の進歩で完治できる可能性もあるのに、ここにきて死亡理由を「COVID-19」(コロナの正式名)なんかで増やしたくないし、自分もその一人になりたくない!!

 

そんなことを頭で考えながら...

 

私「かからんのが一番ですね💦」

 

主治医「そうそう。かからんのが一番ですよ」

 

主治医とこんな会話をしました。

 

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コロナウィルスは病院内より電車内の方が怖い

また、主治医は病院よりも通勤の方がよっぽど怖いと言っていました。

朝5時起きで早めに通勤しても地下鉄はかなりの方が乗車している状況で、この早起き生活に疲弊すると言っていました。

 

「通勤電車内では無症状感染の方と距離が取れない。

だから病院の方がよっぽど安心できる。

この病院にも陽性患者は居てますが、自分から距離を取ることができる」

 

そして

「僕自身も無症状感染をしていないと言い切れない。

診察では僕も患者さんもお互いにマスクをして、これくらいの声のトーンで話す事で飛沫感染は防げますが、もしも僕に後々、陽性反応が出た場合は診察室という密室で濃厚接触をしたとなるので、○○さんにも保健所から声がかかると思いますが、その時は検査などのご協力をお願いします」

このように説明をうけました。

 

もう、皆が「コロナ陽性」として意識して行動する段階にきているとヒシヒシと感じました。

こういう現場の医師の意見を報道してほしい。

ワイドショーに出ている医師の意見より目の前の主治医の意見の方がよっぽど信頼できます。

 

循環器内科待ち合いは高齢者ばかりだ

血液内科の診察が終わり、続いて循環器内科の診察に行きました。

見渡す限り私以外は高齢者です。

その中にずっと咳をしている方が居たので距離を取り空いてる場所で待機しました。

 

結構な待ち時間の後、診察室に呼ばれて循環器内科医師とご対面。

物腰柔らかな話し方のベテランの医師という感じでした。

 

「今日の採血等の結果からは特別に悪いところは見受けられないですが、もう少し詳しく心臓のエコー検査をしたいので、今日はもう検査はできないので今度いつ来れますかね?」

 

えー( ´゚д゚`)

また近々病院にこなあかんの⁈リスク高いな...(心の声)

 

なんて考えながら「いつでも大丈夫です」と返答。

 

「では来週の火曜日に検査で...その結果を聞きに来てもらう日が木曜日で大丈夫かな?」

 

えー( ´゚д゚`)

来週2回も通院?

血液内科の主治医は

「次回の診察の日が近づいて体調も良かったら、診察日延期でもいいからね。リスクはなるべく減らした方がいいから」

こう言ってくれたのに...

他科では免疫が低い移植患者のことなど重要視されていないな...(愚痴)

 

「わかりました。それでお願いします」と診察室を後にしました。

 

最後に

先月から機会があれば聞いてみたかった「コロナにかかると実際どうなの?」の質問を今回する事ができました。

おそらく何人かの患者さんは主治医に私と同じ質問をしているでしょう。

 

また来週2回も病院に行くなんて、まるで戦場に行く気分ですが自分の身は自分で守るしかないので気を付けたいと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

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次回の診察の記事はこちら👇

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