この記事をご覧になって下さりありがとうございます。
私の病名は急性リンパ性白血病といって、抗癌剤治療と末梢血幹細胞移植という治療を行いました。
その治療の過程で「頻回の輸血」をしました。
こんな感じで普通の点滴のように輸血します。
赤い方がヘモグロビン。黄色が血小板の輸血です。
健康な方の多くは「輸血」って事故などの損傷により大量に出血した時に使う物と思われているかも知れません。
実際に私もこの白血病になるまでは医療ドラマの手術などで「輸血」のシーンのイメージが植えつけられ、まさか自分自身の治療で輸血するなんて一ミリも思っていませんでした。
何故、白血病やその他の血液の病気の治療で「輸血」が必要かは簡単にいうと、抗癌剤の副作用や病気そのものが原因で赤血球や血小板をつくることができなくなるからです。
そのまま輸血せずに放置を続けると酸素不足や出血により死に至ります。
それで今回の記事は山口雄也さんという方の「献血の記事」の紹介です。
昨日拝読し一人でも多くの方に拡散した方がベストかなと思い、私の拙いブログでもお役に立てるかなと思いました。
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山口雄也さんの記事
山口さんは闘病ブログともう一つのブログを書かれています。
「或る闘病記」のこの記事は2021年3月24日の記事です。
山口さんが現在どのような状況かはご本人の記事を是非読んで下さい。
その後、Twitterで状況の更新をされて、何度もハラハラしましたが「奇跡」がおこります。
この「これまでと、これからと」をなんと移植の2日後に更新されています。
そして驚いたのが昨日の記事です。
「善意の献血の血がどうのように使われるかを知って頂きたい記事」
まさにこの記事のタイトルの通り素晴らしい記事です。
移植から10日でこの長文&わかりやすくユーモアたっぷりで人々に訴えかける記事。
白血病以外にも「再生不良性貧血」などで定期的に輸血をしなければ生きる事ができない患者さんもいます。
血液の病気を抱えた方の状況は様々です。
今、競泳の池江璃花子さんのオリンピック出場のニュースが取り上げられていますが、白血病で治療した方の多くは元の生活に戻りたくても戻れなかったり、残念ながら生きる事ができなかった方もいます。
「奇跡」「運」の要素もあるのです。
今日は私の記事ではなく山口さんの「献血の記事」を一人でも多くの方に読んで頂きたかったのでこの辺で失礼します。
ちなみに山口さんは自身の本を出版されNHK「ひとものがたり」にも出演された、有名な方です。
私が一方的に存じ上げてるだけでブログで紹介するのもどうなのかなと思いましたが、山口さん自身も「献血の記事を拡散してほしい」と書かれていましたので、このような形で紹介させて頂きました<(_ _)>
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