お世話になった病棟にサヨナラ
この記事は2019年1月の話です。
前回の記事はこちら↓↓
一泊二日の試験外泊から戻り次の日、いつものようにサバサバ先生が病室にやってきました。
家での様子を聞かれて
「特に困ることがなかったです」
と答えるとなんと
「試験外泊して問題なさそうならもう退院して大丈夫ですよ」
エーッ!!(゜ロ゜ノ)ノ
本退院が近いと予想はしていましたが、まさかこんなに早くOKが出るなんて!!
先生の気が変わらない内にサッサと退院の日を明後日に決めちゃいました(^-^;(day49)
本退院当日
デイルームで入院生活最後の朝食を食べた後、身支度をし荷物をまとめました💼
同室の方々に挨拶をしたり、夜勤の看護士さんが揃って病室に挨拶に来てくれた時、いろいろ思い返すとウルウルしました(>_<)
待ちわびていた退院なのに、もうお世話になった看護士さん達に会えない寂しさや、毎日のように顔を合わせていた闘病仲間に会えなくなる寂しさで胸が詰まりました。
一時退院があったとはいえ、自宅以外のところでこんなに長く生活するなんて普通ありません。
私みたいに家族と住んでいる方はともかく、1人暮らしの患者さんは持ち家があっても入院中は住居人不在、はたまた賃貸の方は住んでいない部屋に家賃を払い続けている訳です。
闘病仲間は冗談で「病院に住所変更せなあかん」て言ってました(^^;
本退院は嬉しいけど残る不安
本退院できるからと言って、
「もう心配する事は全くない。元気だった頃のように家で自由に暮らせる」
という訳ではありません。
退院後も大量の薬を飲み続けます💊
アシクロビル 3錠
フルコナゾール 2C
ウルソデオキシコール 6錠
プレバイミス 2錠
ネキシウム 1C
バクタ 1錠
酸化マグネシウム 適量
レボフロキサシン 1錠
プログラフ 適宜増減
アレンドロン 1錠(週に一度)
「プログラフ」という免疫抑制剤を飲んでいる限り免疫が抑えられているので、刺身や生野菜、納豆やはちみつ等といった生物は食べることができません( ´△`)
私の大好きな生クリームを使ったお菓子もだめです(ToT)
店頭販売されている物も基本的にダメでどうしても食べるなら火を通してから口にしなければなりません( ´-`)
このように規制だらけの日常生活を送る日々が待ち受けています( -д-)
万が一何か起こってもすぐに対処してもらえる状況も自宅に帰るとありません(-ω-。)
それでも先日の試験外泊の喜びを胸に「不安」など目の前から振り払いながら毎日を過ごして行きたいと思いました(^-^)
ありがとう
入院中にお世話になった全ての方に心から感謝致します\(^-^)/
主治医をはじめ血液内科の先生方
整形の先生
血液内科病棟の看護士さん
移植コーディネーターさん
放射線治療の看護士さんや技師さん
リハビリの先生
心理士さん
生理検査やレントゲン検査技師の方々
病棟クラークさん
掃除のおばちゃん
看護助手さん
血液内科病棟の患者さん
約480日間の入院生活で様々なシーンで励まされ元気をもらいお世話になりました。
本当にありがとうございました!!
読者の皆様へ
今回の記事で入院闘病生活の振り返り記事は終了です(*´ー`*)
ある日突然「癌の入院生活」が始まった
「白血病と診断されるまでの長い道のり①」
から今回の記事まで50記事にわたり入院生活を振り返りました📅
最後に
まだまだ闘病生活は続きますが、これまで読んで頂いた読者の皆様ありがとうございました(’-’*)♪
このブログはまだまだ続けて行きたいと思いますので今後ともどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m