この記事は2019年1月の話です。
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退院指導
ついに試験外泊の前日になりました📅
担当看護士さんから家での生活の注意点等の説明を受けました🏠
・皮膚の直射日光を避ける
・口腔内の清潔
・室内の清掃
・動物との接触禁止
・同居家族の健康管理
等々、説明を受ける中で
「できたら布団を新品にした方がよい」
と言われました(゜ロ゜)
元々潔癖症なので清潔には気を付けていて、移植後退院する時に冷蔵庫にある開封済みの調味料を、主人にお願いして処分して新品に変えてもらったりしました✨
また他にも家電を買い換えたりエアコンのクリーニングも✨
更に布団まで新品にするとお金もかかりますし、もう明日家に帰るしな~と(^_^;)
同室の方で私と移植日が近い方が居たので布団の件を聞くと...
「そんなんできるかいなー( ̄^ ̄)
お金なんぼあっても足らへんわなー(ノ`Д´)ノ」
と賛同してくれました(^o^;)
医療費だけでも凄まじい額なのに、清潔に保つ為の家計負担には限界があります👛
病院側は感染するリスクを最大限に減らす為のマニュアルなので仕方がないですが💦
試験外泊当日
主人に車で迎えに来てもらい約2ヶ月ぶりに自宅に帰りました(*^^*)
2018年11月に「万が一、戻って来られない可能性」もあるという事を頭の片隅に置きながら玄関を閉めたあの日。
無事に移植を終えてこうしてまた自宅の玄関を開ける事ができ、いろいろな思いが込み上げてきました。
家族揃っての食卓。
胃のムカムカがまだ残っていたけど、病院食を受け付けずに、コンビニ食でしのいでいた私は、目の前の主人が作ってくれた家庭料理に嬉しさがいっぱいでした。
もうすぐ訪れる我が家での暮らし。
2017年8月から家族を振り回し、自分も苦しみ、ようやくここまで辿り着いた我が家での暮らし。
自分の家で暮らすという、ごくごく当たり前の事。
1年4ヶ月という長い入院期間で
「自分の家で暮らせる事はごく当たり前の事ではない。とても幸せな事なんだ」
心からそう思いました。
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楽しい我が家
夜ご飯は2ヶ月ぶりに自分で作りたくて子供達にも手伝ってもらいながら、キッチンに立ちました🔪
血小板がまだ低めだったので包丁を持つのもドキドキしましたが、指を切ることもなく無事に作る事ができました(^-^;
食事を終えてからのお風呂♨
暖かいお湯にゆっくりと入れる家のお風呂タイムはこの上ない幸せでした🛀
無菌室の試着室みたいなシャワー
↓
病棟の広いシャワー
↓
自宅のお風呂
段階を経てここまで辿り着いた幸せ🛀
本退院したら毎日このお風呂に入れると思うと嬉しくて嬉しくて(*´ー`*)
神様は本当に存在するとしみじみ感じました!!
あっという間の試験外泊
病院のカチコチのベッドでなく家のフカフカの布団で眠り、夜中にお手洗いで目が覚めると、ここは病院なのか自宅なのか一瞬わかりませんでした。
「隣のベッドに娘が寝てる。ここは我が家だ」
病棟では無菌室(個室)はともかく、血球が下がるまでは4人部屋の大部屋となります。
自身のお手洗い意外に夜中に目が覚めるなんて日常茶飯事で、同室の方のメンバーによって、入院生活が快適か非快適かどうかほぼ決まります。
快適な大部屋の時もありましたが、1年4カ月で非快適な時も多々ありました。
音、匂い、いろいろな事に耐える修行かと思った事もありました。
でも、もうすぐそんなストレスからも解放されるのです。
玄関で靴(サンダル)を脱いで生活する事ができるのです。
次の日、家であれこれ動きたくなった私に主人が
「あんまり飛ばしすぎなや。ずっと入院してたんやから」
と制してくれました。
確かにちょっと動いただけで疲れる。
のんびりしよう( ´~`)ゞ
夕食は主人が「キムチ鍋」を作ってくれました。
「キムチ」は発酵食品ですが、鍋でグツグツ煮ると食べても良いのです(^.^)
家族で囲む鍋は最高!!
夕食後はもう病院に戻る時間💨
あっという間の試験外泊でした!!
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