~2020年12月追記~
この記事をご覧になって下さりありがとうございます。
私は白血病という病気で毎月の医療費が多額で明細の枚数もとても多いです。
確定申告では毎年医療費控除をしています。
1年分の明細を放置しておくと大変なことになるので、あらかじめエクセルのピボットテーブルという機能で集計しています。
この集計をしていたら確定申告の時に慌てず、時間も有効に使えます。
通院の回数や診療科が多い方にはとてもおすすめな方法なので、よかったら参考にしてみて下さい。
スポンサーリンク
確定申告の医療費控除の明細書
税務署に提出する書式
医療費控除の明細書は税務署には最終的に以下のような書式で提出します。
上の写真は我が家で実際に税務署に提出した明細書です。
5人家族で子供達の医療費分もありますが、殆どは癌患者の私の明細で件数が多く2ページに渡っています。
国税庁の医療費集計フォーム
上記の医療費控除の明細書を仕上げるのに、国税庁の集計フォームを使っています。
こちらは平成30年度に主人が実際に集計フォームで入力した控えです👇
集計フォームでは以下の4つを明確にします。
①医療を受けた人
②病院・薬局などの名称
③医療費の区分 ※診療・治療
※医薬品購入
※介護保険サービス
※その他の医療
④支払った医療費の金額
※入院等で保険会社から補填された場合は金額を入力します
医療費集計フォームへの入力を簡素化する
エクセルのピボットテーブルで集計する目的は、患者ごとに医療機関ごとに分けて入力する集計フォームの特性のためです。
家族分のそれぞれの医療費明細を医療機関ごとにまとめておくと、この国税庁の医療費集計フォームの入力がサクサク進みます。
その為にエクセルのピボットテーブルであらかじめ集計しています。
スポンサーリンク
確定申告の時期は慌てずに済む
上記の医療費控除の明細書は既に患者ごと・医療機関ごとにまとまっていますので、そんなに大した枚数に見えないかも知れません。
これは2020年度の我が家の医療費明細です👇
そして、これは上記の医療費明細を一件ずつエクセルで入力していったものです👇
2020年度は私の通院が落ち着いてきたので、現時点で68件あります。
それでも結構な件数なので年末まで放置しておくと、確定申告時にエライ事になります。
このエクセルのピボットテーブルは明細がたまったな~と思うタイミングでも、毎月入力しようと思う方でも、いつでも好きな時に入力できて、ワンクリックで集計ができます。
入力する内容は国税庁の医療費集計フォームで必要な下記の情報だけです。
①医療を受けた人
②病院・薬局などの名称
③医療費の区分
④支払った医療費
①医療を受けた人の左側に「NO.」とあるのは念のために明細にナンバリングをしています。
そして上記で入力した明細をピボットテーブルで集計したものがこちらです👇
個人情報なので氏名と医療機関名は隠していますので、わかりにくいですが実際には患者ごと・医療機関ごとにデータが整理されています。
この集計表は明細を1件ずつ入力しておくと、なんとワンクリックで自動で完成するのです。
確定申告時にはこの集計表を見ながら国税庁の医療費集計フォームに入力するだけで良いという算段です。
スポンサーリンク
医療費明細をエクセルで入力
上記の実際の医療費明細では件数が多すぎてわかりにくいので、架空の家族の医療費明細を作ってみました。
これをエクセルのピボットテーブルで実際に入力していきます。
医療費明細の片隅に通し番号をふっています(念のためなので要らない方は不要です)
パソコンでエクセルの画面を開きます💻
通し番号をつけたい方はA列に「NO.」を入力します。
後はB列以降に以下の5つの項目を入力💻
①医療を受けた人
②病院・薬局などの名称
③医療費の区分
④支払った医療費
⑤④で補填される金額
続いて明細を一件ずつ入力します💻
③の医療費の区分は
・診療・治療
・医薬品購入
・介護保険サービス
・その他の医療
この4つから選択し入力します💻
あえてランダムに入力してみました。
通し番号順でも患者順でもなく、入力の順番は問わないところがピボットテーブルの集計のメリットです。
このように医療費明細を1枚ずつ入力していきます。
ここからはかなり長くなりますので後編に続きます👇
国税庁の医療費集計フォームのリンクです👇